2009年2月：上野の西郷さん

ふらっと立ち寄った、上野恩賜公園。
あるモノがあることを、ふと思い出し、見に行くことにする。



そう、それは西郷隆盛像。
1898年に建立され、それ以来、愛犬ツンと共に、変わりゆく上野の街を見守り続けてきた。
時代に翻弄されながらも、110年以上もの年月が経った銅像だと、改めて知った。

更に、西郷像は西郷さんが高村光雲の作、犬は後藤貞行の作、鋳造は岡崎雪聲と、分業されていた事も初めて知る。
しかも、端からみると、変なデフォルメに感じるのは、足下から見上げると、パースが揃うように計算されているからだそうだ。
改めて、定番化しているモノを見直すと、面白いことに気づいた。

ちなみに、連れているワンコは雌の薩摩犬だそうで・・・。