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2009年1月:ワンクリック詐欺、オレオレ詐欺 [徒然なるままに]

先日、SPAMメールを処理している最中、不慮の事故が発生。
メールに入っていたエンコード入りのURLから、ワンクリック詐欺を働くサイトに入ってしまった。
原因は・・・グリの「遊んで!」攻撃の突進なのだが。

勝手に登録されたことになっていたようで、数日後にメールが届く。
入会金を払えと8万円近い請求メールが、アクセスしたIPアドレスやプロバイダー名と共に届く。
諸々、先方の案内する連絡先URLには、また、個別情報が判別出来るようにエンコードされている。
電話での連絡先は、ご丁寧にも、通話料無料の0120のフリーダイアル。
でも、会社名も住所も表記も無い、いい加減な記述。

まあ、典型的なワンクリック詐欺であるから、放置することにしたが・・・
ほぼ毎日、日中に8通程度のメールを文章を変えながら2週間ほど送りつけて来ていた。
シコシコと、文章を変えながら、メールを送り続けているかと思うと滑稽。

暫く放置すると、最終通告とか言うメールに切り替わり、少額訴訟手続き開始すると言い始める。
その内容だと、正規料金、遅延損害金を合わせた金額請求で、15万円+αを払えとのこと。
だが、「最終和解交渉」として、和解するなら5万円で良いって。
これを逃すと、内容証明付郵便での対応をするとのこと。

そもそも、契約も交わしていないし、交渉もして居ない訳なので・・・
何言っているの?っていうメール内容なので、面白く、毎回読ませていただいてはいたが。
これらでビックリして、期日も勝手に主張され、使いもしていない費用を払ってしまう人も居るんでしょうね。

この状況は、電子消費者契約法(電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律)に照らしても不当であり、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律に於いても抵触する恐れがある案件。
本来なら、こちらの住所も分かるハズもなく、プロバイダを通じ、個人情報を得ようにも、個人情報保護違反となりかねない。
プロバイダ制限責任法(特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律)の定める様に、司法の手によってではないと、情報は手に入れられないハズだ。
だが、少額訴訟って抜け道が多く、怖い手段であるから、万が一でも個人情報が漏れないように努力は必要。

結局、この架空請求メールは来なくなったが。

そして、ここ数日の話。
自宅に、自分を名乗る男から不審な電話が・・・
「×××だけと・・・、事故しちゃって・・・」と判別しにくいよう、聞き取り辛い小声で、かつ落ち込んだ暗い声で話を切り出す。
犯人は、この時点で大きな間違いを犯していたことにも気づかず・・・

自分の名前は漢字、一文字。
簡単な名前ではあるが、幸いにも数通りの読み方がある。
何処かからは知らないが、名簿を仕入れ、電話してきたのだとは思うが、別名を名乗ってしまったことでアウト。
○○○が正解だよっ!

結局、電話では最後まで話を聞き、「そんな人は居ません」とガチャッと電話を切って終わってしまったそうな。
折角だったら、払うからって言って犯人逮捕まで協力できたら良かったのに・・・

と言う話を、自分のホームページに、アクセスしてきてくれた方からいただいたメールを見て、思い出した。
親切にも、googleの翻訳ソフトを利用し、英語を日本語に変換して本文を送ってくれたが・・・
名字はあっていたけど、名前の漢字が違かったんだよね。
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