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2009年1月:バス会社にだまされた! [旅 - 国内]

昨日、利用したJRバス関東が運行する高速バス路線。
運行されるバスは問題なく、ごくごく普通。

しかしながら、予約・発券する高速バスネットのWEBシステムがとんでもない食わせモノ。
このシステムは、ジェイアールバス関東株式会社ジェイアール東海バス株式会社及び西日本ジェイアールバス株式会社中国ジェイアールバス株式会社が参画し運営されている。

高速バスネットでは、WEB上で決済するチケットをキャンセルしたい場合、乗車2時間前までは自分でもネットで対応できると謳っている。
それを過ぎた場合のキャンセルは、窓口に行くように案内をしている。
まあ、これはシステム上のことでもあり、キチンと案内しているし、仕方がないことか・・・
しかしながら、乗車する便の変更については、時間制限については記述はなく、“できる”としか謳っていない。

先にアップした内容と連動するが・・・
所用が早く済むかもしれなく、当初予定していたバスよりも1つ早い便にモバイルサイトで変更することにした。
しかしながら、現地に行ってみると、結局、最終便しか利用できないことが判明。
判明して直ぐ、変更したバスの出発1時間半ほど前に、モバイルサイトで変更手続きをしようとした。
しかしながら、携帯の画面にはシステム上、変更出来ないと表記されるのみ。

理由が分からず、対処も出来ないので、高速バスネットの電話問い合わせ窓口を探すも、対応時間外。
仕方がないので、行きのバスの中で手に入れたチラシにあった、高速バス案内センターに電話で問い合わせることにする。
問い合わせてみると、女性の担当者は、変更は1回しかできない、かつ出発時間の2時間を切ると変更が出来なくなると言う。
そんなこと、初めて知ったぞ!

仕方がないので、キャンセルして対応することしか出来ないとの事だったので、キャンセルすることにする。
すると、キャンセル料が発生し、差額分に関しては、出発時間前までに払い戻しに窓口に来る必要があると言われる。
サイトでは3回までは変更できると謳っていた記憶があり、不審に思いながらも電話を切る。

実際には、変更が1回しか出来ないのは、あくまでも窓口での取扱いの話であって、WEB上は3回まで対応できると謳っている。
じゃあ、WEBで1回でも変更したのならば、窓口ではもう変更できなくなるってことなのか?
だったら、きちんとサイトに明記すべきことではないのですかね??

まあ、本来の問い合わせ先ではなく、高速バスの運行状況を案内する「高速バス案内センター」に問い合わせたのも問題があったかも知れないが・・・

電話で判明した事実として、変更はキャンセルと同様に、乗車2時間前までしか受け付けないということが発覚。
こんなことは、高速バスネットパソコン向けサイトモバイルサイトもどちらを見る限りはどこにも案内され

ていない。
それに、操作をして分かった事だが、乗車時間の2時間前までしか乗車券を購入できないってことも・・・

本来、提供するオペレーター側の都合なのだから、これらはサイト上に明記すべき事項である。
ユーザー側が便の変更ができないため、問い合わせをし、初めて分かる内容では無いハズ。

そもそも、バスを運行している時間にも拘わらず、サイトの問い合わせ先が機能していないってどういう事だ?
同じ系列のJR東日本が提供する「えきねっと」だって、通常の運行時間は窓口が機能しているし、航空会社だっ

て対応している。
他をもっと、見習うべきではないか?

結局持って、バスの変更は出来なかった上に、最終便の空席状況を問い合わせたところ、9時半の時点で残席が9席とのことで、乗れるかどうか分からない状況。
そんな状況では、行って乗れなかった事態を考慮し、最終の新幹線を利用して帰宅する計画に変更することにする。
よって、時間の猶予も無くなってしまい、遠回りをし、窓口に寄って返金処理をする余裕など無し。

新幹線を利用して帰宅することになったことで、本来掛からなかったハズである、新幹線代とタクシー代の余計な出費をする羽目に。
ついでに、どうにも出来なくなった帰り分のバス代も、カード決済で支払ったまま。
これってある意味、詐欺なのでは?

高速バスネットのWEBシステムは、割引制度や、座席指定がオンラインでできることは、評価すべき点であると思う。
同じ出発地点、終着地点を持つ鉄道に対しても、コストの面で優れているのは評価できる。
これによって恩恵を受けた方達も、沢山いることであろう。

しかしながら、本来は、きちんと対応できる準備ができ、いろいろなケースの事象検証ができてから提供すべきシステムだ。
こんな問題があるシステム運用は、対処をきちんとできないなら、即刻、中止すべきである。
同じJR系列であるなら“えきねっと”などのシステムを見習った方が良いだろう。
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