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2010年2月:セルギエフ・ポサードのトロイツェ・セルギイ大修道院 その4 [旅 - ロシア【教会】]

雪が深々と降り積もり、美しく雪化粧をした、トロイツェ(至聖三者聖)・セルギエフ大修道院。
セルギエフ・ポサードは、昼間ながらも、外気温は-20℃と冷え込んでいる。

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ウスペンスキー聖堂(生神女就寝大聖堂)と呼ばれる独特の5つのドームを持つ正教会の大聖堂。
大聖堂は、イワン雷帝の命により建てられ、26年をかけて、1585年に完成している。

建物内には巨大なイコノスタスが立ち、壁面は17世紀のフレスコ画で覆われている。
とても静かな建物内は、荘厳で神妙な気分になる。

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見たことある造りと思ったら、モスクワのクレムリンのウスペンスキー聖堂を模した建物だそうで。
クレムリンの大聖堂は、イタリア人アリストーテリ・フィオラバンディにより、1479年に建てられた。

クレムリンの大聖堂はウラジーミルの大聖堂を模したそうなので、尚更みた事が有るわけだ。
もっと辿ると、キエフのソフィア大聖堂に行き着くようなので、奥が深い。

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大修道院のシンボルともなっている大聖堂だが、天井が高く、冬場は室内が極寒となっていた様だ。
そんな、大聖堂は冬の奉神礼に適さなかったため、夏の間だけ用いられ「夏の聖堂」と呼ばれたらしい。

対として、至聖三者聖堂を「冬の聖堂」と呼び、冬場と夏場で使い分けが前は行われていた。
しかし、世界遺産登録後は、床暖房が入り、季節を問わず奉神礼が行わている。

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精霊降誕教会と呼ばれる小振りな建物。
多の建物とは色遣いを異にし、存在感がある。

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とても美しい色彩を放つ建物が、極々近い範囲で所在するので、とても見応えがある。
寒さが無ければ、一日でも見ていたいところだが、3時間が限度か・・・
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