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2010年2月:雪化粧をしたポクロフスキー聖堂 [旅 - ロシア【教会】]

降りしきる雪のため、雪化粧をしたポクロフスキー聖堂。
ロシアの中でも、赤の広場の南側の立地と言うことで、よく知られた教会の一つ。

_TN20452.JPG

イワン雷帝と呼ばれていたイワン4世の命により、1560年に建てられた教会。
17世紀頃にはドームなどが改修をされ、9つのドームそれぞれが教会になっている、今の姿に。

この聖堂は、イワン雷帝に影響を与えたワシリー修道士にちなみ、ワシリー寺院としても知られる。
日本語で表記すると、「堀の生神女庇護大聖堂」となるようだ。

この建物、モンゴルとの戦争でカザン・ハーンを捕虜とし勝利したことを記念として建てられている。
ちょっと生臭い感じもするが・・・

設計したバルマとポストニクは、イワン雷帝により目をくり抜かれるという事態になったことも有名。
理由が、このような美しい建物が再び造れないようにするためと言うのだから、また驚きモノ。

更に、建物の前に立つ像は1612年にポーランド軍からモスクワを守った英雄の2人。
1812年にミーニンとポジャルスキーの像がイワン・マルトスの手によって造られ、設置されている。
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