まるでドライビング シミュレータ

とある場所からの帰り道。
雨がパラパラと降る、深夜の国道を自宅に向かって走る。
路面は濡れ、視界は狭まる悪条件。

片側2車線の道路の歩道側車線を走行中、突然ヘッドオン状態で歩道から無灯火の自転車が出現。
とっさに、急ブレーキ！
自転車を駆るおじさんは、平然と何事も無かったように急停車した自分のクルマの前をふらふらと通り、歩道側へ戻る。
自転車に乗っていた人の服装は暗めの色だったので、少し発見するのも遅れたが、何事もなくて一安心。

気を取り直して、暫く道なりに走行。
市街地の2車線が郊外の1車線に減り、やや寂しい雰囲気。
今度は猫が2匹飛び出す。
また、急ブレーキ！！
過去に雨の日に飛び出した猫をよけようとして、大スピン、電柱に激突なんて経験もあるので、ヒヤヒヤ。
なんとかこれもかわし、再スタート。

今度は暗い、民家も疎らにしかない山道へと入る。
なんか嫌な予感はしていたが・・・
またまた、タヌキが飛び出してきた！
速度も出ていなかったため、今度もセーフ。

今日はまるで教習所でやったドライビングシミュレータの様な体験ばっかり。
しかもたったの20分ちょっとでの出来事。
悪いことは繋がる事が多いが、事故に繋がらなくて良かった。
こんな日もたまにはあるさね。

シミュレータの中ではコンテニュー、再スタートができるが、現実の世界は・・・無理だ。
これからも気を引き締めて、安全運転ですね！

あぁ、昔はシミュレータで画面見ていても酔ったりしなかったのに、今はすぐに酔っちゃう・・・
何でだろ？