2009年3月：海上保安庁 那覇航空基地所属の最新鋭機DHC-8-Q300

那覇空港に隣接するエリアに所在する海上保安庁 第十一管区海上保安本部、那覇航空基地にアプローチするDHC-8-Q300、JA721A“しまたか2号”。
2月に納入されたばかりの、救難、捜索任務を充実させるであろう、最新鋭機だ。



ピカピカの新造機で、胴体側面には大型の監視用窓や、物資投下もできるカーゴドア、胴体下には暗視装置に、レーダードームが設置されている。
よく見ると、エンジンカウルの胴体側に「海上保安庁」との記載があるようだ。
こんな場所、誰が見るんだ？



機首に設置されている赤外線暗視装置は、ギアダウン状態では作動範囲が制限されるようだ。
そもそも、ギアダウンのダーティーの状況下で、救難捜索任務はしないかも知れないので、杞憂かもしれない。
色々な装備のため、機内座席は通常では50席程度設置できるところ、32席に抑えられている。



このDHC-8-Q300は、現在、延べ8機が発注され、那覇航空基地に2機、羽田航空基地に1機と、現状、3機のみが納入されている。
新鋭機の導入で、海上保安庁の捜索、救難能力の拡充が図られる一方で、国産のYS-11が代替され、姿を消して行くのが寂しいところ。
ここ数年が過渡期のようだが、また、国産の翼を導入して欲しい所だ。

何かと話題の多い、この機種だけに、安全運航が期待される。

2009年2月：那覇の新鋭海保機A139 - ナイトミッション

那覇空港に隣接するエリアに所在する海上保安庁 第十一管区海上保安本部、那覇航空基地
夕暮れの那覇空港にアプローチする所属のAW139、JA960A“おきたか1号”。



ランディングライトを灯し、ヘリパットへ進入する。
どうやら、タッチアンドゴーを繰り返すようだ。



今度は、海上側から進入。
日も落ち、機体はランディングライトで照らされる。



見る角度によっては、眩しく感じる角度もある。



暗闇の中、何度もタッチアンドゴーを繰り返し、有事に備えたトレーニングを重ねていた。

同時期に納入されたAW139は暗視装置にも不具合があると言われている。
夜間トレーニングで使用する機材と言うことは、この機体の暗視機材は正常に働いているということか？
それとも、装置が正常作動する機体は温存され、出動に備え、待機しているのであろうか。

2009年2月：那覇の新鋭海保機A139

海上保安庁の旧式化したヘリコプターの更新が進んできている。
一時は中型機はベル212、412位しか無かったのに・・・
シコルスキーS-76Cの導入に始まり、アグスタ・ウェストランドAW139の導入など機種が増えてきた。



最新鋭のAW139の1機、第十一管区海上保安本部、那覇航空基地所属のJA960A、“おきたか1号”。



那覇航空基地のヘリパットに向けアプローチ。
確か、この機種の導入にあたっては、問題があったはず・・・



鳴り物入りだったSARモード、赤外線暗視装置の不具合など、ある意味不完全な機体の様だ。
3機が納機され、その内、2機の赤外線装置が一部作動しないなんて、あり得ない話だ。
何かあったときに、対処できるように導入した機材が不完全では、無意味だ。

そういえば、機体下には“Japan Coast Guard”って英語表記無いんですね・・・。

2009年2月：那覇の海保機YS-11

夕暮れの那覇空港で撮影していると、昔、良く聞いたレジJA8780が着陸してくるようだ。



民航からはリタイヤしているが、まだ、海上保安庁と自衛隊では現役のYS-11。
　


誘導灯が機体下面に反射し、綺麗だ。
このYS-11Aも、間もなくボンバルディアDHC-8 Q300に置き換えが決まっている。
見られる期間もあと僅かか。

2009年2月：草刈りは重要ですね～嘉手納飛行場

飛行場の草刈りは、滑走路付近を維持する重要な仕事。



暑く、そして面積の広い嘉手納飛行場では、トラクターを使って刈り込み作業。
滑走の端から端が見えない、とてつもない広さを延々と刈る、途方もない仕事。
一体、どれ位の時間が掛かるのか、見当すらつかない。