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2008年12月:柿の木 [旅 - 栃木【その他】]

急な斜面にポツンと立つ柿の木。

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夏場はこの木が“柿の木”であったことは知らず、実を付け始めた秋になり改めて気づいた。
緑に覆い茂った葉も、今ではすっかりと舞い散り、枝に残すはずっしりと成熟した実のみ。

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そもそもこの柿は・・・どのような種類なのであろうか?
見た目は余り良くはないが、人の手ではなく、自らの力で生きている雰囲気がする。

聞き及ぶに柿の種類は3,000以上もあると言われ、品種として認識されているのはその内の1,000種ほどとのこと。
じゃあ、この柿の木の種類は?と聞いて答えられるのであろうか・・・
柿は地域ごとに根差す品種が多いようであるから、機会があったら地元の方に聴いてみることとするか。

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少し歩くと、別な形状をした柿が今にも枝が折れんばかりに鈴なり。
人などの手が入らない場所に生える木々は、自らが付けた実が成熟することで、自重によって枝が折れてしまうこともあるらしい。
それは稀なることだとは思うが、なんだか自らの行いで破綻していく人間の営みと似たものようにも感じる。

人里離れた場所にあり、人によって収穫されることはないこの実ら。
野鳥達の冬場の良い糧となるのであろう。

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